
<オープン戦:中日2-3楽天>◇21日◇バンテリンドーム
まずはリリーフで全力を尽くす。昨季、先発に転向した楽天内星龍投手(22)は、中継ぎとして開幕を迎えることが決まった。「先発したい思いももちろんある」というが、開幕ローテはほぼ固まっている状況。「下(2軍)で順番を待ってローテーションで投げるか、上(1軍)で戦力になって投げるかって言った時に、監督とコーチとしては1軍で、中(継ぎ)で、戦力としてやってほしいと言われたんで、僕も同意見でした」と再転向の経緯を明かした。
昨季は先発として20試合に登板し、6勝8敗、防御率3・58だった。現時点で1イニング限定か、複数イニングか、起用法は決まっていないという。「シチュエーションによって変わってくると思うんですけど、去年先発やった分、他の投手よりもロングというところは耐性がついてると思う。そこを任される可能性はすごく大きいなと感じています」。21日中日戦は2番手で1回1安打無失点。配置転換後、初の1軍で上々のスタートを切った。