
<3軍戦:西武7-7立正大>◇21日◇カーミニークフィールド
西武ドラフト3位の狩生聖真投手(18=佐伯鶴城)がプロ入り後、対外試合で初登板した。
立正大戦の8回から登板し、いきなり内野安打、四球を許し、自身の暴投で失点。「とても緊張して、先頭を出して。力みもあって四球になって点につながったんですけど、次の回は修正できたと思います」。2イニング目の最終回は2三振含む3者凡退だった。
狩生と書いて「かりう」と読む。九州NO・1右腕の称号をひっさげ、ドラフト3位で入団。この日も最速150キロをマークした。「課題を1つ1つつぶしながら、将来はまずはライオンズのエースになれるように取り組んでいって、日本のエースにも」と夢を抱いている。
同期入団で同い年、ドラフト5位の篠原響投手(18=福井工大福井)が早くも2軍で好投し、チーム内外の評価を高めている。
「自分たちも篠原の動画は見れるんですけど、すごくいい刺激をもらっています。今は2軍と3軍で、自分も頑張らないと、というのは篠原からたくさんもらってます」
ライバルにはない体の大きさ、腕の長さがある。自分のペースで大きく育つ。【金子真仁】