
<ワールドカップ(W杯)北中米大会アジア最終予選:日本2-0バーレーン>◇20日◇C組◇第7戦◇埼玉
敗れたバーレーン代表のタライッチ監督は、日本代表の強さに脱帽し、ワールドカップ(W杯)出場を祝福した。
「本大会の進出を決めて、でも、これは驚くことでは全くないと思います。
非常に質の高いチームですので、当然だと思います。森保監督もおめでとうございます」
ホームでは0-5と大敗したが、それが「学びになった」と振り返る。この日は日本代表選手の特長を分析し、スキのない攻守で後半途中まで互角の戦いを演じた。
「2点目が入った時にちょっと動揺してしまいました。でも、それまで本当についていこうと思って頑張っていました。やはり日本の代表の質が本当に高かったです。もう一度おめでとうと言いたいです」
それでもスコアが示す通り、2失点と成長を証明。「我々が前回よりもうまくなりました。ただ、勝つまでには至りませんでした。本当に日本代表のことはリスペクトしています。W杯で驚くような結果を残してくれるんじゃないかと思います。もちろん弱点はあると思いますけれども、それについては今日は何も言いません」と話した。
この敗戦で1勝3分け3敗(勝ち点6)。残り3戦となったが、まだW杯出場はあきらめていない。「これからの3試合で日本代表がしっかりとフルの勝ち点9を取ってくれたら、私たちも2位になれるチャンスがあります」と3連勝をお願い。そして「自分たちは残り3試合に3連勝します」と意気込んだ。