
<オープン戦:西武10-0広島>◇19日◇ベルーナドーム
広島打線が2戦連続で完封負けを喫した。現状、オープン戦15試合で5度目のゼロ封負け。昨季も課題となっていた得点力不足の解消へ、2戦連続で1番に二俣を起用するなど、新井貴浩監督(48)ら首脳陣の試行錯誤が続く。
この日も好機でホームベースが遠かった。1回は1死から2番矢野、3番小園の2連打で一、二塁とした。だが4番モンテロが遊ゴロ、5番田村が空振り三振に倒れて先制点ならず。
7回は先頭の代打堂林が左翼線二塁打を放ち、1死から途中出場の野間が遊撃内野安打。1死一、三塁の好機をつくったが、ここでも7番林が空振り三振、8番韮崎が中飛に倒れた。
8回2死満塁の大チャンスでも5番田村が左飛。右翼席のカープファンからため息が漏れた。