
ドジャースのムーキー・ベッツ内野手(32)が、23年に設立が発表された「ワールド・ボウリング・リーグ(WBL)」のチームを購入したと18日(日本時間19日)、ESPNなどが伝えた。
同リーグを主催する「League Sports Co.」がこの日、参戦チーム第1号の共同オーナーにベッツがなることを発表。金額は明らかになっていない。
ベッツは実業家のキャム・ルイスと手を組んで購入し、チームを「チームOMG」と命名したという。ベッツは声明で「私たちは、ボウリングが世界最高のスポーツリーグに匹敵する興奮と商業的な魅力があることを示し、世界中のボウラーとファンをインスパイアしていきたい」などとコメントした。
ベッツはボウリングでプロ級の腕前を持つことで知られ、過去の大会ではパーフェクトゲームも達成。野球選手になっていなければ、プロのボウリング選手を目指していたかもしれないとも過去に話していた。
同リーグは23年に設立が発表され、米国、ヨーロッパ、アジアなどで年間12~15の大会を行い、初年度は8~12チームの参戦を見込んでいる。他のチームの詳細は明らかになっていないが、ドバイなど世界を本拠地とするチームなど世界中に
ベッツはレッドソックス時代の18年に首位打者とア・リーグMVPを獲得。20年にドジャースに移籍し、昨季は大谷らとともにワールドシリーズ制覇に貢献した。東京ドームでのカブスとの開幕シリーズに出場するために来日したが、体調不良のため巨人、阪神とのプレシーズンゲームを欠場し、17日に帰国。体重が7キロも減少したとロバーツ監督が明かしていた。