
<オープン戦:ヤンキース4-4レッドソックス>◇18日(日本時間19日)◇フロリダ州タンパ
レッドソックス吉田正尚外野手(31)が、オープン戦1号となる2ランを放った。
ヤンキース戦に「3番DH」で出場し、0-2の6回2死一塁で迎えた第3打席。1ボールから2番手右腕ハートリーブのカットボールを捉え、右翼を守るジャッジの頭上を越える同点2ランとした。
初回は三失、4回は遊ゴロで、8回に代打が送られ3打数1安打、2打点。4試合連続安打で、オープン戦は9試合で打率3割2分1厘、1本塁打、7打点、OPS.785と好調をキープしている。
一方、昨年10月に受けた右肩手術の影響でスローイングは万全ではなく、開幕を負傷者リスト(IL)で迎える見込みだと米メディア「アスレチック」が伝えた。
コーラ監督はこの日、吉田のIL入りの可能性は「極めて高い」とコメント。昨季はDHで出場し守備に就いたのは1試合のみだが、今季はDHの打席が「限られることになる」とし、三塁手ディバースがブレグマンの加入によりDHに移ることを示唆した。
同監督は「彼はチームで最高の打者の1人。彼が手術したのには理由がある。本人と話し合って、彼は外野をやりたがっているし、そこでチームに貢献したいと思っている」と、外野手で起用する方針を改めて話した。
同メディアによると、吉田はスローイングの距離を100フィート(約30メートル)まで伸ばしたという。