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【センバツ】カブス鈴木誠也の母校 開幕戦勝利 二松学舎大付の後輩は「勝ちましたと報告したい」


二松学舎大付が柳ケ浦を3-2で下し、43年ぶりとなるセンバツ勝利を飾った。試合はわずか1時間58分で決着、市原監督が過去の経験を語り、勝利の鍵はピッチャーと分析した。先発の河内紬投手は、自己最速143キロを記録し、4回まで完璧な投球を披露した。OBの鈴木誠也との同日勝利に歓喜し、チームの最終目標である優勝に向けた貴重な1勝となった。この勝利は、二松学舎大付にとって82年以来のセンバツ勝利であり、過去11位のブランクを克服したものだった。東京勢としても55年ぶりに開幕戦で白星を掴んだ歴史的瞬間である。

柳ケ浦対二松学舎大付 柳ケ浦に勝利し、校歌を歌う二松学舎大付ナイン(撮影・藤尾明華)

<センバツ高校野球:二松学舎大付3-2柳ケ浦>◇18日◇1回戦

二松学舎大付(東京)が待望の1勝を挙げた。柳ケ浦(大分)との開幕試合を制し43年ぶりのセンバツ勝利。1時間58分のスピード決着も、市原勝人監督(60)は「甲子園で勝つのは本当に大変。(43年前は)もっと簡単に勝ったような…」と振り返った。

前回勝利した82年は、エースとして準優勝に導いた。初戦の長野戦で完封勝利。この1勝がチームを勢いづけた経験から「甲子園を勝ち上がる上で鍵を握るのはピッチャー。優勝を目指すなら、甲子園を味方につけるようなラッキーボーイが現れてほしい」と願った。 指揮官の期待に応えたのが、先発した背番号11の河内紬(つなで)投手(3年)だ。4回までパーフェクト投球を続け8回途中1失点(自責0)。大舞台で自己最速を1キロ更新する143キロをマークした右腕は「打者1人、1人と向き合い、自分のピッチングができた」とうなずいた。

OBのカブス鈴木誠也と同じ日のシーズン開幕。ナイトゲームの鈴木より一足早く勝利を手にした河内は「勝ちましたと報告したいです」。市原監督も「今夜は楽しく誠也の試合が見られそうですよ」。プレッシャーから解放され、上機嫌だった。【平山連】

◆43年ぶり勝利 二松学舎大付がセンバツで勝ったのは市原勝人投手(現監督)が82年準決勝で野中徹博(元ヤクルト)紀藤真琴(元楽天)らの中京(現中京大中京)に3-1で投げ勝って以来。43年ぶりはセンバツ勝利ブランクで11位。初戦の連敗を5で止めた。

◆東京勢の開幕戦勝利 春は70年の日大三2-0八代東以来55年ぶり(通算4勝5敗)。二松学舎大付は02年開幕戦で大体大浪商に4-5で敗れていた。

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