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大谷翔平、開幕戦でマルチ「珍しく緊張してるなって」逆転呼び込む呼ぶ貴重な一打/一問一答


ドジャースの大谷翔平は、カブスとの開幕戦で5打数2安打と好調を見せ、チームの勝利に貢献した。試合は東京ドームで行われ、ビジターとしてのプレー環境には戸惑いもあったが、第3打席で勝利につながる右前打を放った。さらに第5打席でも二塁打を記録し、チームの先発投手・山本由伸の勝ち星をサポートした。大谷はインタビューで、現地の環境への対応が課題であったと振り返った。体調不良のため米国に戻ったベッツ選手については、長時間フライト後のスケジュールの困難さをコメントしたが、チームは高い士気を保ち、結果的に勝利をつかんだ。

カブス対ドジャース 開幕戦勝利を飾り、ドジャースのロバーツ監督(右)らとハイタッチで喜び合う大谷(中央)。左は佐々木(撮影・浅見桂子)

<カブス1-4ドジャース>◇18日◇東京ドーム

ドジャース大谷翔平投手(30)が、5打数2安打で開幕からマルチ安打を記録した。第2打席までカブス今永昇太投手(31)に抑えられたが、0-1の5回1死一塁の第3打席で右腕ブラウンから右前打を放ち、逆転の足掛かりをつくった。第5打席でも右翼線へ二塁打を放ち、先発の山本由伸投手(26)の白星も呼び込んだ。大谷の一問一答は以下の通り。

   ◇   ◇   ◇

-イレギュラーなイベントでゲームモードに入るために心がけることは

東京ドームは(試合を)やったことありますけど、ほぼほぼホームサイドでしかやったことがないので。ビジターサイドだと、どういう風になってるのかっていうのは正直分からなかったんですけど。練習の時から恐らくゲーム中は(ベンチ裏の打撃)ケージもないし、準備が難しいのではないかなとは思ってましたけど。そこに対してしっかり対応していくっていうのがまず今日は課題だったかなとは思いますし、そういう意味では3打席目以降で、いい仕事ができたっていうのはいい点じゃないかなと思います。

-ベッツが体調不良で帰国。そこに対する思いやベッツとの会話は

やっぱり長いフライトの後でタイトなスケジュールをこなしていくっていうのは、その上で健康を保ってプレーしていくっていうのは、やっぱり難しさもあるのかなっていうのはありますし。フレディ(フリーマン)に関しては、本当に(試合開始)直前で、多分ちょっとケガをしてしまったっていうか、感じだと思うんで。本人ももちろんプレーしたかったと思いますし。ただベンチにもいてくれて、チームの士気も高かったんじゃないかなと思います。ムーキーに関しては昨日のうちに多分(ロサンゼルスに)戻ったと思うので、直接会うことはなかったですけど、それでも今日勝ったことが全員の士気につながったんじゃないかなと思います。

-山本は頼もしかった

最初から元々頼もしかったですし、ひょうひょうと投げていくっていう、そういうメンタルの部分もそうですし。もちろん野球のスキルに関してもそうですけど、本当に点を取られた後も冷静に対処していく、3巡目もしっかり粘って、さらにいいピッチングをしていくっていうのは、先発ピッチャーとしては重要なポイントじゃないかなと思うので。本当に頼もしいなという感じでベンチで見てましたね。

-緊張は

グラウンドでのインタビューでは言ったんですけど、あんまりそのバッティングに関して緊張することは普段ないんですけど、珍しく緊張してるなっていう感じは1打席目はあったので、フォアボールだけはいらないなっていう感じで、ちょっと思い切りいき過ぎてるなっていう感覚はありましたけど、それ以降の打席でしっかりと冷静に対処できたのかなとは思ってます。

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