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【センバツ】明徳義塾が初戦敗退「悔しくて情けない」エース池崎安侍朗が10回3失点も報われず


センバツ高校野球1回戦で、健大高崎が3-1で明徳義塾をタイブレークの末に下しました。明徳義塾のエース池崎安侍朗投手は、9回まで健大高崎の左腕・下重と投手戦を繰り広げましたが、延長10回に勝ち越し打を浴び、さらに暴投で追加点を許しました。試合は投手戦から一転、攻防が激しくなりましたが、最後には池崎の走塁ミスも重なり、明徳義塾は初戦で敗退。池崎は「悔しくて情けない」とコメント。タイブレークでの0点防御が課題とし、夏にリベンジを誓いました。この試合で明徳義塾は、連覇を狙う健大高崎に最後まで抵抗するものの敗北。池崎は10回を投げて6安打3失点、138球を投げ抜きましたが、打線の援護が得られず、涙を飲みました。

健大高崎対明徳義塾 4回表健大高崎2死三塁、池崎は杉山から空振り三振を奪い叫ぶ(撮影・上山淳一)

<センバツ高校野球:健大高崎3-1明徳義塾>◇18日◇1回戦

明徳義塾がタイブレークの末に敗れ、初戦で姿を消した。連覇を狙う健大高崎を最後まで苦しめたが、春は18年を最後に白星から遠ざかったままとなった。

馬淵史郎監督(69)から絶対的な信頼を置かれているエース左腕の池崎安侍朗投手(3年)が先発マウンドに上がった。健大高崎の左腕・下重と投手戦を演じ、9回では決着がつかず。続投の10回に勝ち越しの中前打を浴び、さらに暴投で2点目を失った。10回裏には自らの走塁ミスもあり、万事休す。

「タイブレークで0点に抑えきれなくて悔しいです。悔しくて情けない。最後(10回)も飛び出してチャンスをつぶして申し訳ない。タイブレークや接戦の勝負どころで抑えられるようにしたい。この悔しさを晴らして夏に活躍したい」

10回6安打3失点。138球の熱投も打線の援護がなかった。歴代最多39度目の甲子園出場となった馬淵監督に勝利をプレゼントできず、うつむきながら甲子園を後にした。

◆タイブレーク 甲子園では18年春から導入され、22年夏まで延長13回から開始。23年春から開始を延長10回に変更。無死一、二塁から始め、打順は9回終了後から継続する。決勝でも採用する。

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