
<センバツ高校野球:花巻東10-2米子松蔭>◇18日◇1回戦
3年ぶり5度目出場の花巻東(岩手)が18年以来、7年ぶりのセンバツ勝利を挙げた。
初回から試合が動いた。1年春から4番を担う古城大翔内野手(2年)がけがにより欠場。代わって4番に抜てきされた赤間史弥外野手(2年)が甲子園初打席で木製バットの快音を響かせた。1回1死一、二塁で中越え適時二塁打を放ち、先制点をもたらすなど、2安打2四球2打点。「ここが甲子園なんだと改めて感じました」と聖地デビューを振り返った。
赤間はエンゼルス菊池やドジャース大谷らも付けた出世番号「17」を背負う。「この背番号をつけて甲子園でプレーできることに本当に感謝しています。(2回戦でも)恥じないプレーをしたいです」と口にした。この日の夜、カブスとの開幕戦を迎えるドジャースの大谷先輩に勝利を届けた。
2回戦ではカブス鈴木の母校、二松学舎大付(東京)と対戦する。