
中日育成の三浦瑞樹投手(25)が古巣斬りで支配下を勝ち取る。
18日からのソフトバンク2連戦(みずほペイペイドーム)で先発する見込みとなった左腕は17日、バンテリンドームで練習。昨オフ、戦力外となったソフトバンク戦に向けて「ペイペイでは昨年、中継ぎで2試合しか投げれなかった。ホークスは1番から9番まですごい打線。何で追い出したのかと思わせられるようしっかり投げたい。ギャフンと言わせたい、という気持ちはあります」と力を込めた。
ここまでオープン戦は2月22日のロッテ戦(北谷)で投げた1試合ながら4回2安打無失点。12日の教育委リーグ阪神戦(ナゴヤ球場)でも2回1安打無失点と結果を積み上げてきた。支配下登録&開幕1軍をアピールするにはこれ以上の舞台はない。
21年育成ドラフト4位でソフトバンク入りし、昨年7月に支配下登録されたが、5試合登板でオフに戦力外通告を受けた。育成再契約の打診を断り、新天地を選択した。「キャンプから(開幕までに)支配下に絶対になると思ってやってきました」。古巣を見返し、開幕直前の支配下切符を奪い取る覚悟だ。