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佐々木朗希の心の支え「うまくいかない時期も変わらない熱量で声援もらえた」日本のファンに感謝


ドジャースの佐々木朗希投手が阪神とのプレシーズンゲーム後の記者会見で、日本のファンへの感謝と意気込みを語った。佐々木投手はプロ入り以降、多くの声援が自身の支えになり、その恩返しとしてプレーを通じて感謝を表現したいと述べた。プロ3年目には完全試合を達成し、日本人投手最速タイの165キロを記録するなど、華々しい成績を残してきた。現在もルーティンを変えず、自分らしいプレーを追求していると語り、今後のカブス戦に向けて万全の準備をする意向を示した。

阪神対ドジャース 試合後記者会見に臨むドジャース佐々木(主催者提供)

<プレシーズンゲーム:阪神3-0ドジャース>◇16日◇東京ドーム

19日のカブス戦に先発するドジャース佐々木朗希投手(23)が16日、プロ入り時から支えてくれた日本のファンにプレーで恩返しすることを誓った。阪神とのプレシーズンゲーム後に行われた会見に出席。日本のファンの声援について聞かれ、真っすぐな思いを言葉に込めた。

「なかなかうまくいかない時期も多かったですし、その中で変わらない熱量で声援だったりをすごくもらえて、すごく心の支えになりましたし、そういったものをプレーで、自分で表現して返すというか、見せていけたらなと思います」

ドラフトで4球団競合の末にロッテ入りしたが、1年目は故障の影響で1軍登板はゼロ。プロ3年目の22年に完全試合を達成し、23年にはNPB日本人最速タイの165キロをマークするなど、数々の記録と記憶を日本で刻んだが、その裏側にあったのは、変わらぬファンの後押しだった。

己の心を、築き上げたルーティンを、スタイルを信じ、マウンドで表現する。「ルーティンとか調整方法は変えてないです」と明かしながら「自分の持ってるものを出すことに集中して、自分らしいプレーができたら結果がついてくると信じて、やっていくしかないかなと思っています」と話した。

巨人、阪神戦はベンチから日本のファンの熱気を感じた。「たくさんお客さんが入っていて、雰囲気っていうのは素晴らしいものがあるなと。投げる日が近づくにつれて、緊張感は増したと思うので、今のうちからなくせる不安をなくして、いい準備ができたら」と地に足をつけ、デビューを迎える。【久保賢吾】

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