
<明治安田J1:湘南0-2神戸>◇16日◇第6節◇レモンS
ヴィッセル神戸がアウェーで湘南ベルマーレを下し、今季リーグ初勝利を挙げた。
12日のアジア・チャンピオンズリーグ・エリート(ACLE)光州FC(韓国)戦で120分間フル出場していたFW大迫勇也(34)は、後半12分から途中出場。最前線に入り、抜群のキープ力でチームを支えた試合を終えて「こういう勝ち方は大事。(2-1から追い付かれた)名古屋戦でもこうするべきだった。ACLE敗退してしまったが、そこから見せられたパフォーマンスは良かった」と振り返った。
FWエリキ(30)の2ゴールで勝利をつかんだこともポジティブに捉えた。「新加入のエリキが2点取ってくれたので、本当にチーム力が上がってきたなと思う。序盤より頼もしい選手が増えた」と今後の巻き返しに自信を見せた。
アジア制覇という目標が消えた中での一戦で大きな勝利。大迫は「ここでどういう反応をするかというのは、プロサッカー選手としてすごく問われる試合だった。本当に結果が全て。今日は後半厳しい時間が続いたが、今日は本当に勝ったことが全てだった」と話し、ダメージが残る中での勝ち点3に胸を張った。