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【柏】背番号9に変更の細谷真大が今季初ゴール 途中出場での執念同点弾「気持ちで押し込んだ」


明治安田J1第6節で、柏レイソルは広島と1-1で引き分けた。23歳のFW細谷真大は、今季初ゴールでチームの同点弾を決め、試合を振り出しに戻した。この試合は柏の前半の敗北から繋がる連敗を防ぐことができ、通算成績は3勝2分け1敗の勝ち点11で4位とした。細谷は試合の後半で途中投入され、チームの勝ち点1獲得に貢献した。リカルド・ロドリゲス監督は、途中交代で出場した3選手が試合展開を左右したことを評価し、チームの競争と進歩を強調した。この引き分けは勝ち点3を目指したものの、負けを避けたことにおいてポジティブに捉えられた。細谷は昨季の背番号19から今季は伝統的な9番に変更し、初ゴールを決めた。

柏細谷真大(2023年10月撮影)

<明治安田J1:広島1-1柏>◇第6節◇16日◇Eピース

柏レイソルFW細谷真大(23)の今季初ゴールが、値千金の同点弾となった。

サンフレッチェ広島との勝ち点10同士の対決は、1-1で引き分けた。前節初黒星の柏は連敗を喫することなく、通算3勝2分け1敗の勝ち点11で4位。

1点を追う後半41分、FW仲間隼斗(32)が相手ボールを奪ってカウンターを発動。パスを受けたFW木下康介(30)がクロスを出し、ゴール前に突っ込んだ細谷が右足で執念の同点弾を挙げた。3人とも途中投入された選手で、リカルド・ロドリゲス監督(50)の采配も当たった。

殊勲の細谷は、これで4試合連続途中出場だった。6試合目での今季初得点に「隼斗君がいい位置で取ってくれたので、自分がゴールに向かって走って、気持ちで押し込んだゴールかなと思う。もちろんスタメンで出たいが、サブでも役割がある。今日はその仕事ができた」と話した。

背番号は昨季まで「19」だったが、今季は「9」に変更。偉大な先輩の北嶋秀朗、故・工藤壮人さん、クリスティアーノが付けた伝統のナンバーで初ゴールも刻んだことになる。

「チームの中でいい競争ができればいい。連敗しなかったことはポジティブにとらえたいが、今日は勝ち点3を取りに来たので悔しさはある」

ロドリゲス監督も「難しい展開の中で、価値ある引き分けになった。(途中交代の3人が活躍も)スタメンも重要だし、交代で出る選手もいいパフォーマンスをしてくれている。偉大な相手に、素晴らしい試合ができた」と、手放しでチームを称賛した。

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