
<明治安田J1:町田1-0新潟>◇第6節◇15日◇Gスタ
同学年ホットラインがさく裂し、昨季3位のFC町田ゼルビアがアルビレックス新潟を1-0で破った。今季初の3連勝を達成。暫定ながら2位に浮上した。
狙い通りの得点だった。前半25分、ショートカウンターからFW相馬勇紀(28)が左クロスを上げると、中で待ち構えた新加入FW西村拓真(29)が頭で合わせた。第4節の名古屋戦に続く「96年度生まれ」コンビで決勝点を奪った。西村は「本当に(相馬)勇紀がうまくクロスを上げてくれたので、当てるだけでした」と相棒に感謝。連係は試合ごとに深まり、他クラブの脅威となっている。
得意のウノゼロ(1-0)でホーム初勝利。新加入選手も多く、開幕から3戦で2敗とつまずいたが、直近は3連勝と勢いが出てきた。黒田監督も「我々の勝利の方程式の中で最高の結果」と満足げ。昨季までの強さを完全に取り戻した勝ち点3だった。【佐藤成】