
<プレシーズンゲーム:阪神-ドジャース>◇16日◇東京ドーム
阪神中野拓夢内野手(28)がニンジャ守備でピンチ拡大を食い止めた。
3点を先制した直後の5回。先頭に才木浩人投手(26)が初安打を許した。無死一塁で続くウィル・スミス捕手(29)が一、二塁間への強烈な打球を放った。二塁手の中野は体を後方に倒しながら、中途半端なバウンドのゴロをさばくと、半回転して二塁送球。併殺を完成させた。
抜かれていたら試合の流れにも影響しそうな場面でのビッグプレー。才木は結果3人で抑え、5回1安打無失点で役目を終えた。
過去の国際試合では広島菊池涼介(35)がアクロバティックな二塁守備を連発して「ニンジャ」と形容されたことがあった。