
<プレシーズンゲーム:阪神-ドジャース>◇16日◇東京ドーム
阪神打線が2巡目で目覚めた。
0-0の4回無死一、三塁。佐藤輝明内野手(26)が追い込まれてから、高めの直球を軽く振りぬき、右翼席に運んだ。
佐藤輝はベンチで興奮を抑えきれず、何度もおたけびを上げた。
1巡目の阪神打線はサイ・ヤング賞2度の左腕ブレーク・スネル投手(32)に圧倒され、3回まで1人の走者も出せなかった。
ただ、4回は先頭近本光司外野手(30)が、第1打席でついていけなかったスライダーを完璧に見極めて四球を奪った。初めて走者を出してから、流れが変わった。続く中野拓夢内野手(28)は、追い込まれながらスライダーを右中間に運んで、一、三塁とチャンスを広げた。
佐藤輝の3ランのあと、森下翔太外野手(24)は左翼線二塁打で続いた。