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【阪神】ドジャースに完封勝ち!佐藤輝明3ラン&才木5回7K快投で12年以来メジャーに連勝


阪神タイガースがドジャースとのプレシーズンゲームで3-0の完封勝ちを収めた。この勝利により、前日のカブス戦に続き、NPB球団がメジャー相手に連勝を達成。試合のハイライトは、佐藤輝明の3点本塁打で、彼はサイ・ヤング賞獲得歴のある投手、ブレーク・スネルから4回無死一、三塁のチャンスをものにした。また、先発の才木浩人は5回1安打無失点で、7奪三振の快投を見せた。特に大谷翔平との直接対決では、見事に打者を圧倒した。阪神の投打が相手を圧倒し、彼らのリーグ優勝への期待を高めた。

阪神対ドジャース 4回裏阪神無死一、三塁、先制の右越え3点本塁打を放った佐藤輝(右)はナインと笑顔でハイタッチ(撮影・鈴木みどり)

<プレシーズンゲーム:阪神3-0ドジャース>◇16日◇東京ドーム

阪神が投打の顔の活躍で、ドジャース相手に完封勝ちを収めた。3-0で勝利した前日15日のカブス戦に続いて2戦連続の完封勝ち。NPB球団がメジャー相手に連勝を飾ったのは、12年に阪神がマリナーズに5-1、アスレチックスに12-6で勝利して以来となった。

度肝を抜いたのは虎の主砲、佐藤輝明内野手(26)だった。0-0の4回無死一、三塁。ブレーク・スネル投手(32)を相手に、追い込まれてから高め直球を軽く振り抜き、右翼席へと運んだ。サイ・ヤング賞2度の左腕撃ちに、佐藤輝も興奮を抑えきれない様子で、何度も雄たけびを上げた。

先発の才木浩人投手(26)は5回1安打無失点の快投で、直球を軸に緩急を使い7奪三振。大谷翔平投手(30)とは2打席対戦し、初回の1打席目は2ストライクから3球フォークを続け、最後は空振り三振。3回の2打席目は153キロの直球で押し込み、中飛に仕留めた。

23年3月6日に行われた侍ジャパンとの強化試合(京セラドーム大阪)では、左膝をつきながらフォークをスタンドに運ばれて、約2年ぶりの再戦で“リベンジ”にも成功した。

これで前日15日のカブス戦に続く快勝。リーグ王座奪還を目指す阪神が、世界一のチーム相手に堂々たる戦いぶりを見せた。

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