
巨人やレッドソックスで活躍した上原浩治氏(49=日刊スポーツ評論家)が16日、TBS系テレビ「サンデーモーニング」にご意見番として出演。前日の15日にドジャース大谷翔平投手(30)が巨人とのプレシーズンゲームで戸郷翔征投手(24)から放った本塁打を振り返った。
1点先制した直後の3回無死二塁から初球のカーブを右翼席に運んだ1発。上原氏は「あのイニングは戸郷選手もちょっとおかしかったなというのはあります。あのイニング3本ホームラン打たれてるんですけど、8人対戦して7人がファーストストライクからどんどん振ってきたのがあったんですけど、きちんと頭に入れていたかというのも」と指摘した。「でもホームラン打ったことは本当にすごいことです。一振りで決めるのはすごいですよね」と語った。
戸郷は3回にコンフォート、T・ヘルナンデスにも本塁打を許すなど計5失点。失点はこのイニングだけで、6回6安打5失点でマウンドを降りた。
同じくご意見番として出演した前西武監督の松井稼頭央氏(49)は大谷の本塁打について「すごかったですよね。音がすごいですね。鳴り物がないので、純粋に打球音だったり捕球音だったり、音を楽しめるのが見どころ。変化球なので多少崩れてるんですけど、頭が動いてないんですよ。ボールとの距離をしっかり取れる」と話した。