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「ありえないよね」上原浩治氏と工藤公康氏が大谷翔平のオープン戦1号をサンモニで解説


2月28日のオープン戦で、ドジャースの大谷翔平選手がエンゼルスの菊池雄星投手から先頭打者本塁打を放ちました。これに対し、元プロ野球選手の上原浩治氏と工藤公康氏がテレビ番組『サンデーモーニング』でコメントしました。上原氏はフルカウントから外角高めに直球を要求した捕手のリードに疑問を呈し、「大谷選手をフォアボールで出したくないなら別の球の選択があった」と述べました。工藤氏も「3-2のカウントで高めに投げるのは稀で、通常は低めの変化球やインサイドを考える」と指摘しました。

2月28日のオープン戦・ドジャース対エンゼルス 1回裏ドジャース無死、左越えに先頭打者本塁打を放つ大谷。投手菊池雄星=2025年2月28日(撮影・菅敏)

上原浩治氏(49)と工藤公康氏(61)が2日、TBS系テレビ「サンデーモーニング」にご意見番として出演。前日1日(現地2月28日)、オープン戦初出場でいきなりエンセルス菊池雄星投手から本塁打を放ったドジャース大谷翔平投手(30)についてコメントした。

上原氏は「カウントですよね。3-2からあそこを要求するキャッチャーの気持ちが僕の中で分からない」とフルカウントから外角高めに直球を要求した捕手のリードに疑問を呈した。

「それを打った大谷選手がもちろんすごいんですけど、先頭バッターであそこ行ったらフォアボールの可能性もあるわけですよ。大谷選手は足もあるわけじゃないですか。ランナー出したくないっていう心理が間違いなく働くのでピッチャーからしたら。それはちょっとストライクを投げるよねってなってきますよね」と解説した。

本塁打のVTRを見ながら「ありえないよね」と上原氏と話していたという工藤氏も同様の指摘。

「オープン戦っていうのもあるのかもしれないんですけど、なかなか3-2のカウントで高めに投げるっていうのは野球界ではあんまりないんですよ。(大谷の)力も当然あるんですけど、日本的に言うなら、低めの変化球であったり、高めに行くならインサイドに考えることが多いところです」とコメントした。

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