
元メジャーリーガーで、マリナーズ会長付特別補佐兼インストラクターのイチロー氏(51)とヤンキースGM特別アドバイザーの松井秀喜氏(50)の対談動画を、パワプロ・プロスピ公式YouTubeチャンネルが公開した。
コナミ社のスマホゲーム「eBaseball:MLB PROSPIRIT」に新しく登場する10人の日本人メジャーリーグOB選手の中からイチロー氏と松井氏の2人が「もし、野球チームにドラフトするとしたら」と3人ずつドラフト指名する企画で、プロ野球時代の秘話を披露した。
3位から発表され、いずれもカブスなどで活躍した福留孝介氏(47)を指名。2位にはイチロー氏が、元メッツの松井稼頭央氏(49)を選ぶ中で、松井氏は同い年の井口資仁氏(50)の名前を挙げた。国学院久我山、青学大を経てダイエー(現ソフトバンク)入りをし、レギュラー定着を果たす姿に注目していたという。
同じパ・リーグでプレーしていたイチロー氏は「僕が野球人生で隠し球をやられた唯一の選手」と告白。「(他の選手に)仕掛けられたこともない。1分の1でやられたわけ」と悔しそうに話した。一方、松井氏はアウトになった経験はないが、元同僚のくせものの名前を挙げ「元木大介はしょっちゅうやってました。(守備で外野から)ボール見えているの、またやってるよーって」と苦笑いしていた。
1位にはイチロー氏が松坂大輔氏(44)、松井氏が黒田博樹氏(50)を選んだ。イチロー氏は、今月18、19日に東京ドームで開催される、メジャー開幕カードのドジャース-カブス戦にも触れ「そういう大会を通じてMLBの魅力が伝わるといいと思います」と、動画を締めくくった。