
日本サッカー協会(JFA)は13日、理事会を開催し、女子委員会の中に、技術部会を設置することを承認した。
これまで委員会に部会は設置されていなかったが、「各年代日本女子代表チームの強化および育成における女子委員会での承認事項に関し、専門性の高い技術面における事項について知見を有するメンバーによって議論を深め、女子委員会に上程する素案を作成する」ために創設され、女子サッカーの発展に寄与する。
2カ月に1度の開催を目安に、ナショナルコーチングスタッフ選定要件定義、各カテゴリー代表チームの評価、代表チームの編成と強化スケジュールの検討、フィジカル強化の方針検討、テクニカルハウスとの連携・データの利活用検討、ポジション別の要件整理とそれに沿った強化育成施策の検討、WEリーグとの連携などに取り組んで行く。
メンバーは11人。佐々木則夫女子委員長、能仲太司副委員長、鈴木貴浩ユース育成ダイレクター、宮間あや委員長補佐、JFAアカデミー福島の山口隆文統括、元なでしこジャパンフィジカルコーチの大塚慶輔氏、セレッソ大阪の岡本三代女子アカデミーダイレクター、三菱重工浦和レッズレディースの工藤輝央スポーツダイレクター、米ワシントン・スピリッツの今泉守正アシスタントコーチ、静岡県サッカー協会の半田悦子女性ユースダイレクター、Jリーグの足立修フットボールダイレクターが参加し、議論を深めていく。