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【巨人】山崎伊織が一発に泣く 同期入団のソフトバンク先発伊藤との投げ合いで5回3安打も3失点


13日のオープン戦で、巨人の山崎伊織投手はソフトバンクとの対決で5回を投げ、3安打3失点で降板しました。初回は順調に3者凡退に抑え、2回目には無失点で乗り切りましたが、3回に川瀬にホームランを打たれて先制を許します。さらに4回と5回には追加点を許し、試合を困難にしました。しかし、山崎選手は90キロ台のスローカーブを巧みに使い、ランナーなしの場面でもクイックピッチで相手打者を翻弄し、持ち味を発揮しました。元同僚の伊藤と投げ合い、試合を展開しましたが、結果として一発に泣く形になりました。

ソフトバンク対巨人 3回裏ソフトバンク1死、川瀬(右)に先制右越え本塁打を打たれた山崎(撮影・岩下翔太)

<オープン戦:ソフトバンク-巨人>◇13日◇みずほペイペイドーム

巨人山崎伊織投手(26)が5回3安打3失点で降板した。

初回は周東を二飛、谷川原を遊ゴロ、柳田を空振り三振に抑え3者凡退。2回は先頭の山川に死球を与えたものの、後続を抑え無失点で切り抜けた。

だが、3回に1死走者なしから川瀬に136キロのカットボールを右翼席のテラス席に運ばれ、先制点を許した。4回は1死三塁から正木に中犠飛を浴びて追加点を献上。さらに、5回には先頭のリチャードに直球を捉えられ、左中間スタンドに運ばれるソロ本塁打を浴びた。

それでも、随所でらしさも発揮した。90キロ台のスローカーブや走者無しの場面でもクイックを駆使して、相手打者を幻惑。一発に泣いた形にはなったが、試合はつくった。ソフトバンク先発の伊藤とは、20年ドラフトで同期入団した間柄。甲斐拓也捕手(32)の人的補償で巨人に移籍した元同僚との投げ合いを演じた。

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