starthome-logo 無料ゲーム
starthome-logo

【センバツ】横浜清陵が甲子園練習で異例の“青空会議” 野原監督が選手に「俺のミス」と謝罪


横浜清陵の野原慎太郎監督は、甲子園での練習中に選手たちをマウンド付近に集め、「青空会議」を実施した。練習時間が半分に達した際、彼は自身の指示が詰め込みすぎていたことを謝罪し、後半の練習ではテンポを落とす方針を示した。選手たちはその後、軽快な動きを見せ、特にエースの内藤大維投手は冷静さを取り戻したと語った。野原監督は、練習中の失敗は問題ないとし、本番の試合に向けたシミュレーションの一環であると強調した。これが次の広島商戦への成功に繋がることを期待している。

マウンド付近で円陣を組む横浜清陵の選手ら(撮影・上山淳一)

横浜清陵(神奈川)の野原慎太郎監督(42)が、静かな口調で語りかけた。30分の甲子園練習時間が残り半分ほどに達し、異例の“青空会議”を行った。

グラウンド上に散らばった選手たちをマウンド付近に集めて「ちょっとやりたいことを詰め込みすぎて、集中しきれてなかった。前半失敗したのは俺のミスだから、申し訳ない」と非を認め謝罪の弁を述べた。

時間にして、わずか1、2分。わざわざ貴重な甲子園練習の時間を費やしたのは「まだ取り返せるチャンスがあったから」と指揮官なりの考えだった。「後半はテンポを落とすから、成功を積み重ねて終わろう」と呼びかけた後、投内連係では軽快な動きを見せる選手たちの姿が目立った。エース内藤大維投手(3年)は「最初はバタバタと焦っていたけど、1つ、1つのプレーを落ち着いてやることができるようになった」と地に足を付けた。

野原監督は「選手たちには試合に向けた景色作りをしてもらいたかったので、今日失敗が出るのはいいです」と想定内を強調。あくまで本番は21日の広島商戦。今日の失敗が明日の成功を作る。そう信じて準備を急ぐ。【平山連】

    Loading...
    アクセスランキング
    game_banner
    Starthome

    StartHomeカテゴリー

    Copyright 2025
    ©KINGSOFT JAPAN INC. ALL RIGHTS RESERVED.