
先発もこなせる新助っ人が、2年連続Bクラスのチームを救う。ヤクルトの新外国人ペドロ・アビラ投手(28=ガーディアンズ)が13日、都内の球団事務所で入団会見を行った。
メジャーでは先発と中継ぎを経験。昨季はパドレスとガーディアンズで計54試合に中継ぎ登板した。背番号11のユニホームを着た右腕は「(同僚だった)ダルビッシュ選手も11番をつけていました。奥さんに相談しても11という数字は良いんじゃないと。気に入っています」と笑顔で話した。
最速156キロの直球に加え、チェンジアップが武器。同席した小川GMは「うまく打たせて取る。肘がうまく使えて変化球を低めに集める技術がある」と評価。初登板は未定だが、アビラは「いつでも準備はできている」と力を込めた。