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【ACLE】川崎F悲願のアジア制覇へ逆転8強 佐々木旭1G1Aで上海申花に4-0完勝


川崎フロンターレは、AFCチャンピオンズリーグのラウンド16第2戦で上海申花を4-0で下し、2試合合計4-1で準々決勝進出を決めました。試合の舞台となったU等々力では、序盤から積極的なプレーを見せた川崎F。特にDF佐々木旭が1得点1アシストの活躍を見せ、試合の流れを掴むきっかけを作りました。他にもFWエリソンやMF伊藤達哉、MFマルシーニョがゴールを決め、試合の決定打となりました。平日にもかかわらず大勢のファンが集まり、熱い応援が選手たちを後押ししました。試合後、チームはサウジアラビアで行われる準々決勝への進出を果たし、クラブ初のACL制覇へ大きく前進しました。

川崎F対上海申花 前半、ゴールを決め喜ぶ川崎F佐々木(撮影・宮地輝)

<AFCチャンピオンズリーグ・エリート(ACLE):川崎F4-0上海申花>◇12日◇ラウンド16第2戦◇U等々力

川崎フロンターレが上海申花(中国)を4-0で破り、2試合合計4-1で8強入りを決めた。

DF佐々木旭(25)が1得点1アシストの活躍で逆転突破に導いた。準々決勝以降はサウジアラビアで集中開催(4月25日~5月3日)。クラブの悲願であるアジア初制覇へ歩みを進めた。

序盤からアクセル全開で臨んだ川崎Fがサウジ行きの切符を手にした。試合開始から鋭い出足で攻守に圧倒し、前半24分に佐々木の左足ミドルシュートで先制。2試合合計スコアをタイにすると、後半19分にはFWエリソン、同23分にはMF伊藤達哉が加点した。後半追加タイムにはMFマルシーニョがダメ押しの4点目で試合を決定づけた。

奮い立たずにはいられなかった。平日にもかかわらず、試合前にはチームバスを大応援団が出迎え、選手たちを鼓舞。大雨の中、1万3000人超の観客が詰めかけて声援を送った。前日会見で「最も重要なゲーム」と試合の位置づけを説いた長谷部茂利監督は、中盤に今季出番のなかった“キング”ことMF大島僚太をスタメンに抜てき。大一番で強気の采配が光った。

クラブが1つになってつかみとった白星。開幕前に最も取りたいタイトルとして掲げたACLEの頂点へ、力強く前進した。

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