
レアル・マドリードのアンチェロッティ監督(65)が重要なマドリードダービーを目前に控え、「私はとても人気のある仕事に就いているので、それ相応の責任を負うのは当然だ」と監督業について言及した。
Rマドリードは12日にアウェーで行われる欧州チャンピオンズリーグ(CL)決勝トーナメント1回戦第2戦で、同じ街のライバルであるアトレチコ・マドリードと対戦する。この大一番を翌日に控え、アンチェロッティ監督が記者会見に出席したもようをスペイン紙アスが伝えた。
アンチェロッティ監督はまずAマドリード戦に向けて「例年よりも難しいラウンド16だが、自信はある」と語った。続けて、シメオネのAマドリード監督就任後、欧州CLを除き両チームの力が非常に拮抗していることについては「彼らとの対戦は常に互角だった。我々が勝つこともあれば彼らが勝つこともある。明日も完全にそうなるはずだ」とコメントした。
Aマドリード戦は走ることと違いを生み出すことのどちらが重要かという質問に対しては「たくさん走れば同点にできるし、違いを生み出せれば勝つ可能性が高くなる」と返答した。
また、アンチェロッティ監督は敗戦の責任について「勝利の責任を持つのは常に選手たちだ。そして敗戦の責任が誰にあるのか、君たちは承知しているだろう。それはRマドリードに限ったことではない。どこでも起こることであり、監督たちは常にそれをハッキリと理解している。その責任を負うのは監督だ。それはずっと前から知られている。しかしそれは私にとって問題ではない。私はとても人気のある仕事に就いているので、それ相応の責任を負うのは当然だ」と持論を展開した。(高橋智行通信員)