
浦和レッズのMF安居海渡(25)が鹿島戦での中盤の攻防へ負けん気をあらわにした。チームは12日、敵地での鹿島アントラーズ戦(16日、カシマ)に向け調整。ボランチとして開幕戦から先発フル出場を続ける安居は「球際は自分でも好きなところ。戦いたいなと思いましたね」とはやる気持ちを口にし、鹿島戦のポイントにセカンドボールの奪い合いを挙げ「そこで取れないと相手のリズムになる。距離感はもちろん、予測も一層速くしていかないといけない」と気を引き締めた。
鹿島の2トップはクロスからの得点が多い。逆に、浦和は現在、クロスで失点するケースが多い。この日はクロス対応の練習にも時間を割いた。安居は「自分たちがやらせない守備を練習しているので。そこを出していけばやらせずにいくんじゃないかと」と手応えを口にした。
浦和と鹿島の対戦は現在、6試合連続で引き分けになっている。安居は「去年のホームとか、ヒデ(=現ベガルタ仙台の武田英寿)のおかげでしたし、いろんな選手のおかげで引き分けに持って行けているところがある。ただ、勝ちに行きたいし、相手もホームでの無敗記録がかかっているので、そこをぶち壊したい」と闘志を燃やした。