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【浦和】MF原口元気、敵地での鹿島戦へ「浮上していく上ですごく大きなポイント」と位置付け


浦和レッズのMF原口元気は、伝統の鹿島アントラーズとの一戦を前に意気込んでいる。浦和と鹿島は直近6試合全て引き分けの接戦を繰り広げており、今回の試合は鹿島のホーム無敗記録に挑む重要な一戦となる。原口は「難しい相手との戦いが自信につながる」と前向きだが、浦和は開幕以来得点力に課題があり、主にFWチアゴ・サンタナに頼っている状況。原口を含む2列目のMF陣がゴールを決めることがチーム浮上の鍵とされており、「2列目の得点が必要」との原口の発言が注目されている。

浦和原口元気(2025年2月26日撮影)

浦和レッズのMF原口元気(33)が、鹿島との対決を心待ちにした。チームは12日、敵地での鹿島アントラーズ戦(16日、カシマ)に向け調整。互いに熱いサポーターを持つ伝統の一戦を前に「楽しいですよね。スタジアムの雰囲気を含め、テンションが高い試合になるし、そういう雰囲気でやれるゲームは数少ないと思う」と、やりがいを口にした。

鹿島は現在、ホームでJ1記録に並ぶ25試合連続無敗を継続中。浦和戦で新記録がかかっている。浦和と鹿島の対決は、直近6試合はすべて引き分けており、原口は「難しい相手、難しい環境で大きな自信を得るチャンスだと思う。今後、僕らが浮上していく上ですごく大きなポイントになると思う」と、重要な一戦と位置付けた。

浦和は開幕から5試合で得点は3得点で、すべてがFWチアゴ・サンタナの得点だ。2列目に原口を含めMF金子、松本、マテウスサビオ、松尾ら豊富な人材がそろっているが、ネットを揺らせていない。

スコルジャ監督の戦術では、2列目の選手が攻守にわたって重要な役割をになっていることも事実だ。原口は「予想以上に2列目は仕事量が多い」としながらも「それでも違いをつくらないといけないと思うし。そこで仕留めきることが大事になるし、ポジション争いする上でも大事になる。チームとしても2列目の得点が増えないと上位に行けない」と危機感を口にした。

原口自身、途中出場が多いがシュートに行く場面はつくっている。「仕留めきらないと。仕留めきれば僕自身の自信にもなる。絶対に必要な部分になる」。

「難攻不落」と化しているカシマスタジアムで、2列目が数字を出せば、上位浮上も見えてくる。

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