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【西武】能登半島地震「1・1」に能登半島にいた牧野翔矢が「3・11」に今思うことは


西武ライオンズの捕手、牧野翔矢選手は自身の地元での地震経験を振り返り、震災への思いを語った。石川県穴水町出身の牧野選手は、昨年元日に能登半島で被災した経験を持つ。彼は当時を回想し、家族が海の近くにいたことを心配したが、事前の震災知識が役立ったと述べた。また、東日本大震災時の幼い記憶も振り返り、「津波の怖さを知った」と語った。牧野選手は、被災地に少しでも勇気を届けるためにフィールドでの活躍を誓っている。彼の故郷はまだ地震の被害の跡が残っているが、少しずつ復興が進んでいるという。プロ7年目の今年、彼は1軍入りを目指し、故郷に元気を届けるため奮闘中だ。

西武牧野翔矢(2025年3月6日撮影)

西武の牧野翔矢捕手(23)が11日、震災への思いを口にした。

石川・穴水町出身で、24年元日の能登半島地震で自身も被災。この日は東日本大震災から14年という日。「自分も地震で地元がああいう形になって、なんて言うんだろう、被災者の気持ちも分かるようになって…いろいろなことを感じています」と言葉を丁寧に選びながら話した。

11年の東日本大震災の時は「小4ですかね」。津波についても「すごく怖いという、簡単なイメージしか浮かばなかったです」という。

それが昨年1月1日、ちょうど能登半島に帰省していた時。「いざ地元に地震が起きて、津波注意報が出て。僕は山の方にいましたけど、じいちゃんばあちゃんはその時に海の近くの家にいて。東日本で恐ろしさを知ったので、すぐに連絡や対策が取れたのはあったと思います」と振り返る。当時は自身も車中で過ごした時間がある。

このオフも帰省した。1年ぶり。「やっぱりまだ、被害のあとが残っているのはありますね。ここ、壊れてるんだーって。少しずつ少しずつ、って感じですね」。

自身は昨季に支配下登録に復帰し、今季でプロ7年目。「今はこうしてテレビにも映れるので。自分の活躍で地元に勇気や元気を届けたい、だから頑張りたいっていうのはありますね」。強打の捕手として、開幕1軍を必死に目指している。【金子真仁】

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