
「日本一おいしい球団」を目指すイースタン・リーグのオイシックス新潟アルビレックスBCが11日、新たなスタジアムグルメの発表会を行った。
「にいがた和牛ローストビーフ丼」(1600円)「新潟県産三元豚の角煮揚げ」(700円)「南蛮えびのから揚げ」(700円)の3品が、新レギュラーメニューに追加された。
また、22日からの日本ハムとのホーム開幕2連戦では「食の祭典」と題した開幕記念として「原価崩壊 北海道産イクラ丼」(2000円、1日30食限定)「贅沢(ぜいたく)海鮮丼」(2000円)が2日間限定で販売される。
新メニュー開発に携わったオイシックス・ラ・大地の関羽美さん(41)は「お客さまにどう喜んでもらえるか。『これでもか』と思わせられるような形にしたかった」。その中でも「声を大にしておすすめしたい」と言う「イクラ丼」に関しては、ご飯が見えなくなるぐらいまでふんだんにイクラが詰め込まれている。「『ここまでやるか』みたいな議論は一番活発だった」と試行錯誤を重ね、自慢の一品に仕上げた。
今季は「おいしさフルスイング戦略」の下、さらに「食」での勝負にこだわっていく。球団副本部長の白石夏輝さん(34)は「『食の新潟』のイメージをしっかりと根付かせたい」と力を込める。
昨季のスタグル売り上げは約2200万円ほど。今季は倍の4000万円を目標に掲げる。1店舗のみだった売店も今季からは2店舗に増やし、シーズン中にも新メニューを追加していく方針。昨季に1番人気を誇った「燻製(くんせい)カレー」(1000円)ら既存メニューも引き続き販売していく。白石さんは「去年の改善も含めてですけど、より『食』を軸に楽しんでいただける球場体験をお届けしたい」と話した。【大島享也】