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【侍ジャパン】11月強化試合で「ピッチクロック」導入検討 国内選手が実戦で適応図る


侍ジャパンは、11月の強化試合でピッチクロックの導入を検討しています。これは、2024年3月に開催されるWBCの準備のためで、選手たちが本番のルールに慣れることを目的としています。ピッチクロックは、大リーグで時間短縮のために導入されており、WBC本戦でも適用される予定です。具体的には、投手は無走者時に15秒以内、走者がいる場合には18秒以内に投球を開始しなければなりません。このルールはすでにWBC予選で使用され、国内選手にとっての対応が急務とされています。11月の試合では、国内外の最強メンバーを集め、実戦を通じて適応を図る方針です。

侍ジャパン井端監督(2024年11月16日撮影)

侍ジャパンが行う11月の強化試合で、ピッチクロックの導入を検討していることが10日、分かった。

来年3月に開催されるWBCを想定したもので、本番仕様のルールで行う方向で調整。23年から大リーグで時間短縮のため実施され、WBC本戦でも導入予定となっている。2月に台湾、3月に米国で行われたWBC予選から導入されており、特に国内の選手にとって対応が急務となっている。

WBCでは、大リーグと同様に投手が無走者15秒、走者ありで18秒以内に投球動作に入らないといけないルールで行われる見込み。昨年11月のプレミア12では無走者時のみ20秒で行われた。直前の強化試合から同様のルールで適応を図ったが、本大会では台湾での1次ラウンドと東京ドームでのスーパーラウンドで、カウントを開始するタイミングが変わる曖昧な基準によって、日本の早川が違反を取られた。WBC本番でもカウントを不利にし、ペースを乱される要因になりかねない。

11月の強化試合では、国内最強メンバーを招集する方針。メジャー選手にとっては慣れたルールでも、国内選手にとっては不慣れなため、実戦の中から適応を図っていく。

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