
侍ジャパンが来年3月に2連覇をかけ臨むWBCで、因縁の台湾との再戦で幕を開ける可能性がでてきた。
WBC予選が6日(日本時間7日)、最終日を迎え、ブラジルが6-4でドイツを破り、最後の切符を獲得。すでに予選突破を決めたニカラグア、コロンビア、台湾に次いで4チームが決まり、全20チームが出そろった。これを受け台湾の地元メディアは、台湾が日本と同じC組に入る可能性が高いことを報じた。
中国が出場権を逃したため、予選を突破したアジアのチームは台湾のみ。すでに発表されている1次リーグの組分けでは、日本はC組でオーストラリア、韓国、チェコに予選突破チームを加えた5チームで準々決勝進出を争う。1次リーグは米国2カ所、プエルトリコ、日本で開催。アジアで唯一開催される日本と同組になる可能性が高く、そうなれば3月6日の初戦で対戦することになる。
日本にとって、昨年11月のプレミア12決勝で惜敗した台湾との再戦となる。6日にオランダとの強化試合2試合を連勝で終えた際、侍ジャパン井端監督は「次の大会の優勝は狙ってます。その中であと1年ある」と最強チームで挑み、まずはリベンジから再び世界一を目指す。