
<オープン戦:阪神-巨人>◇9日◇甲子園
楽天から新加入した巨人田中将大投手(36)が、阪神とのオープン戦に先発し、移籍後初めて甲子園のマウンドに上がった。
1、2回は無失点に抑えたが、3回にヘルナンデスの二塁打を足掛かりに内野ゴロの間に1点を失った。3回を投げ、2安打1失点、2奪三振、48球で最速は145キロをマークした。
試合後、田中将は「本当に今日はバックに、卓三(大城)もそうですし、内野の守りにもほんと助けられて、何とかこういう形になったかなっていうふうに僕は思っています」と振り返った。
次回登板は、16日のカブスとのプレシーズンゲームが予想される。「楽しみではありますけど、中盤以降の登板(リリーフ登板)になってくると思うんで、レギュラークラスが出てるかどうかはわからないですけど。あとは、なんか申し訳ないなって気持ちですね。投げたい選手がたぶんいっぱいいると思うんで」と話した。