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【巨人】田中将大が阪神戦2回無失点 大山を空振り三振、前川から見逃し三振奪う


楽天から移籍した巨人の田中将大投手が、阪神とのオープン戦で甲子園のマウンドに初登板しました。1回裏、田中は先頭打者に四球を与えましたが、その後中野を併殺打に仕留め、佐藤輝のライナーも好処理されました。続く2回には、森下にヒットを許すものの、大山を三振に抑え、森下の盗塁も阻止。さらに前川をカーブで見逃し三振に取り、この回は2三振を奪いました。阿部慎之助監督は田中を開幕ローテーションの6番手と考えており、3月30日のヤクルト戦での登板が予定されています。

阪神対巨人 1回裏阪神2死、田中将は中野を併殺打に仕留めマウンドで声を出す(撮影・加藤哉)

<オープン戦:阪神-巨人>◇9日◇甲子園

楽天から新加入した巨人田中将大投手(36)が、阪神とのオープン戦に先発し、移籍後初めて甲子園のマウンドに上がった。

スタメン発表時に「ピッチャー田中将大」とアナウンスされると、巨人ファンが陣取る左翼席のみならず、スタンド全体からどよめきが起こった。

1回は、先頭の近本にストレートの四球を与えたが、2番中野を142キロの速球で遊ゴロ併殺、3番佐藤輝は痛烈なライナーを一塁の秋広が好捕した。

2回は、先頭の森下に初球の142キロの速球を左前にはじき返されたが、5番大山をスライダーで空振り三振に抑え、捕手の大城卓が森下の二盗を阻止した。6番前川は117キロのカーブで見逃し三振に抑え、この回2三振を奪った。

田中将は前回登板の2日ヤクルト戦は2回無失点に抑え、阿部慎之助監督が開幕ローテーションについて「(先発の)6番目だと思う。入れてるつもり」と明言。開幕3戦目となる3月30日のヤクルト戦(東京ドーム)で登板するプランで進めている。

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