
9日に行われたプロ野球のオープン戦で、沢村賞投手とサイ・ヤング賞投手が、同日に先発マウンドに上がった。
楽天時代の11、13年に2度沢村賞を受賞した巨人田中将大投手(36)は、阪神とのオープン戦に先発し、移籍後初めて甲子園のマウンドに上がった。
3回を投げ、2安打1失点、2奪三振、48球でマウンドを降りた。最速は145キロをマークした。
20年にサイ・ヤング賞を獲得したDeNAトレバー・バウアー投手(34)は、オリックスとのオープン戦で古巣復帰後初登板。ボーク判定に激怒した2回に2失点したが、3回を5安打2失点で降板した。
巨人田中将は甲子園、DeNAバウアーは京セラドーム大阪で、阪神電車の快速急行に乗れば、所要時間は16分という近距離だった。
田中将、バウアーはともにセ・リーグで、シーズン中に超一流投手の投げ合いが実現するかにも注目が集まる。