【札幌】クラブ史上初の開幕４連敗でＪ２最下位のまま 前半4分にＧＫ菅野孝憲が脳振盪で交代

札幌対千葉　前半、得点を決めて喜ぶ高尾（左）とスパチョーク（撮影・奥村晶治）

＜明治安田J2：札幌1－3千葉＞◇第4節◇9日◇プレド

北海道コンサドーレ札幌はホーム開幕戦を白星で飾れず、クラブ史上初の開幕4連敗を喫した。開幕から全勝で乗り込んだジェフユナイテッド千葉の連勝を止められなかった。

前半4分、GK菅野孝憲（40）が相手との接触でピッチに倒れた。脳振とうの疑いで同8分にGK中野小次郎（26）に交代。急きょ今季初出場となった身長2メートルGKが試合に入ってすぐの同11分、1対1となった相手にゴールを決められて先制を許した。同32分には守備の裏を取られて攻め込まれ、2失点目。だが同38分に今季初先発のMFスパチョーク（26）が今季チーム1号となるゴールを決めた。

後半、札幌はボール持つ時間が長かったが、チャンスを決めきれず、同追加タイム2分に中野が前に飛び出して無人のゴールに3点目を追加されて屈した。

9年ぶりにJ2に降格した今季、岩政大樹新監督（43）のもと開幕から4戦全敗でまだ勝ち点0。無得点は3試合でストップしたものの、最下位にとどまっている。