
カブスとドジャースが戦う米大リーグの日本開幕シリーズ(3月18、19日、東京ドーム)を盛り上げるイベント「東京シリーズファンフェスト」が、8日から東京スカイツリーで始まる。7日はメディア向け内覧会が行われ、全容が明かされた。
4階の広場「スカイアリーナ」には、メジャー球団で使用されているシミュレーション打撃マシン「ヒットトラックス」が2台設置されている。実際に硬式球をティー台からネットに向かって打つと、パソコンの画面内ではドジャースタジアムもしくはリグリーフィールドでの打球となって、映し出される。打球速度や打球角度、予想結果などが分かる。
チェキ撮影スポットも用意された。ドジャース大谷翔平、山本由伸、ベッツやカブスの今永昇太、鈴木誠也、スワンソンら、両軍のスター選手と2ショットになる合成写真が撮れる。
有名選手のグラブも間近で見られる。ローリングスのブースには、ドジャースのフリーマン、鈴木誠也、パドレスのマチャドら、メジャーを代表する選手が使用するモデルのグラブが展示されている。5階の渡り廊下には30球団のユニホームも並んでいる。
14日からはワールドシリーズの優勝トロフィーも搬入され、WBCの優勝トロフィーと並べられる予定となっている。巨人、阪神とのプレシーズン試合からは、トークイベントも開催される。
ツリーは7日夜、MLBのロゴ色(赤、白、ネイビー)に点灯した。17日からはドジャース、カブスのチームカラーにも染まる予定となっている。【斎藤直樹】