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31年女子W杯招致可能性消滅 宮本恒靖会長「非常に残念な知らせです」 FIFA決定


日本サッカー協会(JFA)の宮本恒靖会長は、2031年の女子ワールドカップ(W杯)の開催地がアフリカか北中米カリブ海となることが発表されたことに失望を示しました。しかし、彼は日本国内での女子サッカーの普及と競技レベルの向上という目標を変えず、2039年以降のW杯招致を視野に入れるとし、なでしこジャパンをはじめとする女子代表チームを強化していく考えを示しました。また、全国で女子サッカーの環境を整えていくことにも引き続き取り組むとしています。

宮本恒靖会長(2025年2月撮影)

国際サッカー連盟(FIFA)は5日、理事会を開催し、31年女子ワールドカップ(W杯)はアフリカか北中米カリブ海、35年同大会はアフリカか欧州に加盟する協会から開催地の立候補を募集することを発表した。

31年大会の招致を目指していた日本サッカー協会(JFA)の宮本恒靖会長はこの決定を受けて「非常に残念な知らせです」などとコメント。さらに「今回の決定にかかわらず、日本で女子サッカーを拡大していく、女子サッカーの人口を増やし、競技レベルの向上を目指していく考えに変わりはありません」などと伝えた。

今後は39年大会以降の招致を視野に入れながら、現女子日本代表なでしこジャパンの強化を進めていく。

宮本会長のコメントは以下の通り

「先般のFIFAカウンシル会議の内容を確認しています。2031年のFIFA女子ワールドカップ招致を目指していた私たちには、非常に残念な知らせです。しかし、今回の決定にかかわらず、日本で女子サッカーを拡大していく、女子サッカーの人口を増やし、競技レベルの向上を目指していく考えに変わりはありません。間違いなく、良い流れがある今、2039年以降の女子ワールドカップ招致も視野に入れながら、ニールセン監督が率いるなでしこジャパンをはじめ、あらゆる年代の女子代表を世界一を目指して戦えるチームにしていくこと、全国各地で女子サッカーの環境を整えていくことに引き続き取り組んでいきます。これからも全国の関係者の皆さんで歩みをそろえていきましょう」

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