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大谷翔平、“復習”の新スライディング改善 故障再発防止、左手の位置は…笑顔でポーズ


ロサンゼルス・ドジャースの大谷翔平投手が、新たなスライディング技術を磨くための練習に励んでいます。先日のレッズ戦でのタッチアウトを受けて、大谷は左手を地面につけずに滑り込む新技術を磨いています。手術歴のある左肩を守るため、左手を背中に回し、二塁への滑り込みでポーズを取る姿も見せました。キャッチボールで強めの投球も行い、投手復帰に向けた準備も進めています。これらの練習は順調なリハビリを示しており、大谷の独特の高笑いがフィールドに響いています。

スライディング練習の合間にポーズをとるドジャース大谷(撮影・菅敏)

【グレンデール(米アリゾナ州)5日(日本時間6日)=斎藤庸裕】ドジャース大谷翔平投手(30)が、新スライディングの改善へ反復練習を行った。前日にレッズとのオープン戦で実戦3試合連続安打をマークしたが、左手を地面につけない新スライディングでは、二塁へ滑り込んだ際にやや減速。翌日に早速、“復習”の走塁練習に取り込んだ。また、キャッチボールでは強めに腕を振り、5月前後の投手復帰に向けて順調に調整した。

   ◇   ◇   ◇

大谷の笑い声と、土を削る音がフィールド上で響いていた。一塁ペースからリードを取り、盗塁スタートで全力疾走した。手術した左肩の故障再発を防ぐため、左手を地面につけずに滑り込む新スライディング。この日はさらに、これまで腹部付近に添えるようにしていた左手を背中の後ろに回した。加速しながら二塁に到達した際にはポーズを決めて笑顔。地道な反復練習を楽しんでいた。

前日の走塁では、やや違和感があるようだった。レッズ戦で右前打を放ち、一塁から二塁へ滑り込んだ際にやや減速。好返球に阻まれ、タッチアウトとなった。ナイター明けの翌日、主力選手のほとんどが軽めの調整で終える中、大谷は投手調整からフィジカルトレーニングを行い、加速で負荷をかける短距離ダッシュなどで精力的に汗を流した。その後、誰もいないフィールド上で盗塁スタートと改良スライディングの動作を確認。課題を洗い出しては、すぐに改善する。明確な目的意識と細部の確認作業にこだわり、それを楽しみながら行う。練習1つにも、らしさがあった。

走塁練習の前には、キャッチボールを行い、短距離で強めのボールも投じた。前日は首を気にする姿を見せていたが、ロバーツ監督は「何も深刻なことはない。おそらく寝違えとか、そういうことで痛みがあったのかもしれない」と明かした。二刀流復帰が期待されるのは5月前後。3月18、19日の開幕シリーズでは打者に専念する。リハビリに付き添う球団スタッフや同僚らとコミュニケーションを取りながら、練習中に独特の高笑いが響く。そんな姿が際立って見えるのは、順調な証しとも言える。

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