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【阪神】今季初の甲子園オープン戦は黒星 デュプランティエ、伊藤将司と投手陣が苦戦…


阪神タイガースは甲子園で行われたオープン戦において中日ドラゴンズに4-7で敗北しました。高卒4年目の前川右京外野手が注目を集め、3打数3安打1打点を記録しました。投手陣ではビーズリーが体調不良により先発を回避し、代わりにデュプランティエが先発し、初回から失点。伊藤将司投手も苦戦し、いずれも開幕ローテーション入りを目指していますが、課題が見えました。一方、岩崎優投手は完璧な投球を見せましたが、新外国人のニック・ネルソン投手は制球に苦しみ失点しました。

阪神対中日 1回表中日2死、阪神先発のデュプランティエは板山(左)に本塁打を浴びる(撮影・西尾就之)

<オープン戦:阪神4-7中日>◇5日◇甲子園

阪神が今季初の甲子園でのオープン戦に臨み、打線が反撃を見せるも黒星を喫した。

敗戦の中で存在感を見せたのは、高卒4年目の前川右京外野手(21)だった。3点を追う2回、先頭で中日涌井の直球を振り抜くと、打球は左翼スタンドポール際へ吸い込まれた。

これで2月22日楽天戦(金武)以来となる、今春の実戦3本目となる本塁打。さらに3回2死で右翼へ二塁打、5回先頭で中前打を放ち、この日は3打数3安打1打点と快音を響かせ続けた。

一方で、この日は投手陣が苦戦。ビーズリーが体調不良のため先発を回避し、新外国人のジョン・デュプランティエ投手(30=ドジャース3A)が先発。初回に中日板山にソロを浴びるなど、2回3安打3失点。ともに開幕ローテ入りを目指す2番手伊藤将司投手(28)も連打を浴び、3回6安打3失点を喫した。

3番手の岩崎優投手(33)は6回に登板し、1回を9球で完璧に抑えたが、7回に登板した新外国人のニック・ネルソン投手(29)は先頭の福永に中前打を浴び2死一塁から、暴投に3連続四球を出して1失点。3アウト目が取れずに降板となった。

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