＜UEFAチャンピオンズリーグ（欧州CL）：PSV1－7アーセナル＞◇4日（日本時間5日）◇ラウンド16第1戦◇アイントホーフェン
アーセナル（イングランド）の17歳FWイーサン・ヌワネリが、1次リーグに続いて今大会2点目を決めた。1－0の前半21分、18歳のMFルイススケリーの左からのパスを左足ダイレクトで蹴り込んだ。17歳348日でのゴールは、ノックアウトステージにおける大会3位の年少記録となった。
欧州CLの最年少ゴール記録は、バルセロナのFWアンス・ファティが19年12月10日の1次リーグ第6節インテル・ミラノ戦で記録した17歳40日。2位が同じくバルセロナのFWヤマルで、24年9月19日の1次リーグ第1節モナコ戦で記録した17歳68日となっている。
この上位2位は1次リーグでの記録で、ノックアウトステージ（決勝トーナメント）に限ると、21～22年にJ1ヴィッセル神戸でプレーしたFWボージャン・クルキッチ（当時バルセロナ）が08年4月1日の準々決勝シャルケ戦でマークした17歳217日が最年少。
次いでイングランド代表のMFベリンガム（当時ドルトムント）が21年4月14日の準々決勝マンチェスター・シティー戦で記録した17歳289日となっており、今回のヌワネリの17歳348日は3番目の年少ゴールとなった。
この日の試合で2ゴールを決めて試合のMVPに選ばれた主将のMFウーデゴールはヌワネリについて「既に素晴らしい選手。彼とマイルズ（ルイススケリー）が今シーズン、何を成し遂げたかはご存じの通り。彼らの年齢を考えると信じられない。チームにいてくれて本当にうれしいし、一緒にプレーするのも楽しい」と、若き才能をたたえた。
