
<UEFAチャンピオンズリーグ(欧州CL):Bミュンヘン3-0レーバークーゼン>◇5日(日本時間6日)◇ラウンド16第1戦◇ミュンヘン
バイエルン・ミュンヘンがドイツ勢対決となったホームのレーバークーゼン戦に3-0と貫禄勝ちした。エースFWハリー・ケーン(31)が2ゴールを挙げ、今大会最多タイの9点目とした。
先制点は前半9分だった。MFオリセのクロスボールをケーンが豪快なヘディングシュートをゴール左隅に突き刺した。
前半13分にはDFウパメカノのバックパスをレーバークーゼンFWフリンポンに拾われシュートされたが、GKノイアーがセーブ。相手に流れを与えなかった。
Bミュンヘンは前半22分にCKからMFムシアラが決定的なヘディングシュートを放ったが、ここはクロスバーに直撃し追加点とはならなかった。
そして後半に攻勢を強めた。9分、MFキミッヒのクロスボールをレーバークーゼンGKコバールがファンブル。こぼれ球をムシアラが右足で押し込み追加点を奪った。
同17分にはレーバークーゼンMFムキエレが2枚目のイエローカードで退場。数的優位に立つと、後半27分のCKの際にケーンが相手選手にゴール前で体を抑え込まれるファウル。VARチェックを経て同30分に自らPKを冷静にゴール右隅へ決めた。3-0。ケーンは今季公式戦の通算ゴール数を31に伸ばした。
終盤も決定機を作り追加点とはならなかったが、アウェーの第1戦に危なげなく先勝。11日(日本時間12日)のホームでの第2戦へ余裕を持って臨める。
なおDF伊藤洋輝はベンチ入りしたが、出番はなかった。