
元ヤクルトの宮本慎也氏(54=日刊スポーツ評論家)が公式YouTube「解体慎書」を更新。2月ののキャンプ視察を終え段階での、パ・リーグ各球団の戦力分析を行った。
今季のパ・リーグの予想は◎をソフトバンクと日本ハム、△をロッテ、楽天、オリックス、西武とした。
ソフトバンクについては「甲斐のポジションをどうするか」と、巨人に移籍した甲斐拓也捕手の穴を埋める選手をポイントに挙げた。その上で、選手層の厚いソフトバンクとともに優勝候補に挙げたのは日本ハムだった。
「若いバッターがすごい良かったです。清宮、野村は4番にすえる以上はやってもらわないと困りますけど、キャッチャーの田宮とか、松本も元気そうな感じはありましたね。水谷もそうですし、でかいので迫力ある感じになってきました」と高評価。
さらに万波中正外野手(24)については「万波もいいですよ。構えも変わってました。バットを寝かしているのから立てて。方向性は間違ってないし、いい方向にいっている。できるようになれば、今までより確率は上がる」と期待した。
投手陣も「球速いピッチャーが多くて、その中に技巧派の左ピッチャーもいる」とし「なかなかいいですよ、ファイターズ」と言った。
優勝争いについては「普通に考えたらホークスの方が戦力ありますけど、キャッチャーという部分でもしスキが出てくると1番手はファイターズですね」と予想した。