＜18日開幕センバツ企画：“選抜”推しメン＞
18日に開幕する第97回選抜高校野球大会（甲子園）を控え、日刊スポーツ東西アマ野球担当記者による“選抜”推しメンを紹介します。春の甲子園に集う多彩な顔ぶれにスポットを当て、出場校の知られざる一面をお伝えします。
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【柳ケ浦（大分） 大学雄斗マネジャー（2年）】
1人8役をこなす万能マネジャーが、チームの陰の立役者だ。
「こんにちは！」。グラウンドに足を踏み入れると、真っ先に大学マネジャーのとびっきりの笑顔が迎えてくれる。「相手の目を見て、表情豊かにあいさつをすることを心がけています。第一印象が大事だと思うので（笑い）」。好印象を残した後は、ブルペンキャッチャーに。次はノッカー、バッティングピッチャー。「練習、遠征の準備、成績の入力にスケジュール管理。1人でやっています」。フル回転でチームを支えている。
入学時代は捕手でレギュラーを目指していた。昨夏の県大会終了後、中学時代の指導者から「将来を考えたらマネジャーをやった方がいい」と助言を受け「社会のルールを学び卒業後も役立つなら」と転向を決断。今は心からやりがいを感じている。「全員に寄り添い、プレーしやすい環境を作りたい」。甲子園でもベンチから選手を支える。
