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【日本ハム】育成2位の帯広農・渋谷純希が卒業式 同校X「森林学科へプレゼントを頂きました」


日本ハム育成2位の渋谷純希投手が、帯広農業高校の卒業式に出席し、森林学科に自身のサイン入りユニホームを贈呈しました。渋谷は地元北海道産の浦幌牛乳を飲み続けて体を鍛え、チェンソーで丸太を運ぶなどして筋力を付けてきました。2024年の育成ドラフトで指名された左腕で、最速147キロを記録。沖縄で行われる2軍春季キャンプに参加しており、順調に成長を遂げています。渋谷は休日をドラフト1位の柴田獅子投手とともに楽しむ様子も見せています。

日本ハム渋谷(2025年1月撮影)

帯広農の公式Xは3日、同校の卒業式に出席した日本ハム育成2位の渋谷純希投手(18)の記念写真を公開した。

この日は卒業式。渋谷がサインを記したユニホームを手にする写真をアップし、同アカウントは「森林学科3年渋谷純希さんから森林学科へプレゼントを頂きました。自身の名前と背番号が入ったユニホームにサインを書いていただきました」とつづった。

渋谷は最速147キロの左腕。地元北海道の「浦幌牛乳」を毎日飲み続け、分厚い体を作り上げた。森林学科ではチェンソーで切った丸太を運んで筋力が付き、10月の指名あいさつでは背筋を伸ばした際に、学ランの第2ボタンがはじけ飛んだ。

春季キャンプは沖縄・国頭村での2軍キャンプに参加。例年にない冷え込みの沖縄でも帯広育ちの渋谷の体感温度は高く、ブルペン入りもするなど順調にステップを踏んでいる。休日にはドラフト1位の柴田獅子投手(18=福岡大大濠)と海へ。砂浜でお互いを海に落とし合い、18歳らしく休日を全力で満喫した。

◆渋谷純希(しぶや・じゅんき)2006年11月25日、帯広市生まれ。帯広豊成小3年時に豊成ファイターズで野球を始める。帯広南町中では軟式野球部。帯広農では1年春からベンチ入りも同年秋に左足首を骨折。2年夏の大会後に左肘尺骨神経まひの手術を受ける。その後、2年秋から本格的な投球練習を始め、3年時に最速147キロまで伸ばし、24年育成ドラフト2位で日本ハム入り。今季推定年俸は260万円。182センチ、87キロ。左投げ左打ち。家族は両親と兄、妹。

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