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<WEリーグ:新潟レディース2-1C大阪ヤンマー>◇第12節◇2日◇ヨドコウ桜スタジアム
アルビレックス新潟レディースがC大阪ヤンマーに逆転勝ちし、リーグ後半戦の初戦を白星でスタートさせた。
スコアレスで折り返した後半開始直後、女子日本代表「なでしこジャパン」で国際親善大会「シービリーブスカップ」(米国)で初優勝を持ち帰ってきたGK平尾知佳(29)が中2日での強行出場も、パスミスからロングシュートを決められ、先制点を与える。
それでも同10分に新潟一筋19季目のMF上尾野辺めぐみ(38)が、MF川澄奈穂美(39)からの落としを左足のワンタッチでアウトスピンをかけ、左隅にコントロールショット。自身リーグ2季ぶりとなる同点ゴールをたたき込んだ。終了間際の追加タイムには途中出場のMF下吉優衣(19)が、ラストプレーでニアハイに逆転弾をぶち込み、勝利を呼び込んだ。
約3カ月ぶりとなるリーグ再開初戦で劇的な逆転勝ち。橋川和晃監督(53)は「ミスから失点しましたけど、リザーブの選手含め、よく2点取った。得点力のあるチームではないけど、成長した証」と喜んだ。
次戦は9日にホームのデンカビックスワンスタジアムでINAC神戸と戦う。