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【ヤクルト】今季初実戦の奥川恭伸、次回は8日広島戦に 高津監督が「次も土曜日。上で」と明言


ヤクルトの奥川恭伸投手(23)は、今シーズン初の二軍練習試合で巨人相手に2回2安打無失点のパフォーマンスを見せた。奥川は28球を投げ、復活を目指す姿勢を見せた。高津臣吾監督も、彼のピッチングの特長として、打者のタイミングをずらし、見逃しやファウルを誘うことができる能力を強調。しかし、まだ打者がスムーズにスイングできている点を指摘し、高いレベルでのプレーを期待している。奥川は8日の広島戦での登板が見込まれており、早期の実戦復帰に監督は満足感を示した。

2軍練習試合 巨人対ヤクルト 先発し力投するヤクルト奥川(撮影・鈴木みどり)

ヤクルト奥川恭伸投手(23)が8日の広島戦(マツダスタジアム)で先発する見込みとなった。1日の巨人とのオープン戦後、高津臣吾監督(56)が「次も土曜日ですね。上で」と奥川の次回登板について説明した。

背番号18は、この日、2軍の巨人戦(ジャイアンツタウンスタジアム)で先発し、2回2安打無失点だった。今季初実戦で28球を投げていた。

復活を目指す右腕について、指揮官は「彼はもっと見逃しとか、ファウルだったりとか、タイミングを崩したバットの当てさせ方だったりとかができる投手。それが特長というか、持ち味だと思う。そう考えたら、まだ打者が気持ちよくスイングしている真っすぐ、変化球が多いようにも見えた」と高いレベルを求めた。

その上でキャンプで一時別メニューとなりながら、早期の実戦登板に「1度離れて、今日投げられると思っていなかった。それは良かった」と続けた。

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