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【ヤクルト】沢井廉“チーム1号”「結果第一」サンタナの助言生かし、初実戦で4番起用に応える


ヤクルトの沢井廉外野手が広島との練習試合でチーム初の2点本塁打を放ち、注目を集めた。試合は同点の8回で、沢井は広島の益田からの内角低めの直球を右翼席に運びました。彼は昨季から新しい打撃フォームを採用し、コンタクト率を高めながらパワーを維持する戦略をとっており、サンタナ選手との打撃論から、「柵を越える頻度」を意識するようになりました。沢井は今季、チームの外野の競争に参加し、開幕1軍を目指しています。広島に対する勝利を収めた試合で、彼のバッティングは高津監督からも高評価を受けました。

練習試合・ヤクルト対広島 8回裏ヤクルト1死二塁、沢井は右越え2点本塁打を放ちダイヤモンドを1周する(裏撮影・上山淳一)

<練習試合:ヤクルト4-1広島>◇15日◇沖縄・浦添

ロマン砲が新打法で猛アピールした。ヤクルト沢井廉外野手(24)が“チーム1号”を放った。同点の8回1死二塁、広島益田の内角低め143キロ直球を右翼席に運んだ。決勝2ランに「結果が第一」。チーム初実戦で4番起用に応えた。

バットを寝かせ、どっしり構える。高く足を上げていた昨季と違い、すり足になった。23年はイースタン・リーグで18発の左の大砲。ただ1軍では過去2年とも打率1割台だった。「本塁打だけを狙うじゃ通用しなかった。コンタクト率を磨かないと」。結果を受け止め、フルスイングは残しつつ確実性を追求する。

昨秋にサンタナと打撃論を交わした。助っ人から「柵を越えれば本塁打。どれだけ飛ばすかより高い頻度で柵を越えた方がいい」。特大もスタンド最前列でも同じ本塁打と捉える意識が胸にストンと落ちた。「足を上げ勢いを使わなくても十分」と考え方を変えた。

外野争いは左翼サンタナをのぞく中堅、右翼は競争。左膝手術から復帰を目指す塩見も開幕に間に合うかは不透明な部分もある。高津監督も「ムネ(村上)じゃないけど、一振りでチームの雰囲気を変えられる数少ない選手」と勝負強さを評価。目標は初の開幕1軍でスタメン。ポテンシャルを結果につなげる3年目とする。【上田悠太】

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