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【日本ハム】新庄監督が札幌ドームでの伝説パフォ再現へ「ワイヤ2本さえあれば」と台湾で切望 


日本ハムの新庄剛志監督は、台湾で行われた親善試合でのパフォーマンスに対して、特別な意気込みを見せた。試合前のセレモニーではポルシェに乗りおしゃれなスーツで登場し、台湾のファンから大歓声を受けた新庄監督。しかし、過去に披露した“天井から降りてくる”パフォーマンスを再現できなかった点に関して心残りを感じている様子だった。球団から台湾ファンの関心を知らされ、『新庄劇場』への注目を意識していた新庄監督は、『ワイヤ2本があれば』とジョーク交じりに、再びそのパフォーマンスを実現したい意向を示した。翌日も親善試合が控えており、台湾で再度その“劇場”が展開されるかが注目されている。

日本ハム新庄剛志監督(2025年2月22日撮影)

<親善試合:日本ハム3-0台湾・統一>◇1日◇台湾・台北ドーム

日本ハム新庄剛志監督(53)が“新庄劇場in台湾”2日目へ向けて「ワイヤ2本」を切望した。

試合前のセレモニーで両チームの選手、首脳陣が全員ユニホームで入場後、華々しく右翼側からオープンカータイプのポルシェに乗り、黒にストライプの入ったおしゃれなスーツ姿で入場。台湾の野球ファンからも大歓声を受けて「あんなに歓声をもらえるんだったら、上から降りてきたかったかな」。現役時代の06年6月6日阪神戦(札幌ドーム)の試合前に披露した、地上から50メートルの天井から降りてくるミラーボールの上の小さなゴンドラに立って登場するパフォーマンスの再現をしたかったと吐露した。

いつも事前準備に余念がない新庄監督だが、この日は急場しのぎの「新庄劇場」だったという。「球団に台湾のファンの方たちの注目点はなんですかって聞いたら『新庄劇場』って言っていた。もうちょっと早くそれを知っていたら仕掛けを早くして、2週間ぐらい前に台湾に入ってやっていたんですけど(笑い)。もう今日はあれだけが精いっぱいでした」。

それでも“リベンジ舞台”はある。2日にも台湾・中信との親善試合が控えている。「この間(台湾で)会食に行った時に(台湾の関係者も新庄監督が現役時代に)メッツに行ったことも知っているし、サンフランシスコ(ジャイアンツ)に行ったことも知っているし、とにかく天井から降りてくる人…だというのが、ものすごくあるみたい」と、すでに自身の台湾でのイメージを知っている指揮官。2日の試合前に、あの伝説のパフォーマンスを台湾で再現する可能性について問われると「いや、ワイヤがないです(笑い)。ワイヤ2本さえあれば」と切望。果たして、ワイヤ2本が用意されて台湾でも伝説を残すのか、注目だ。

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